本日もありがとうございました。
平日20時以降はメンズのための美容室になるヘアサロン
HAIR BASE OaK です。
前回の基礎知識編Part2
『カミソリ負けを防ぐ』です。
そもそもカミソリ負けとは
ウェットシェービングで体毛を剃る際に、体毛と共に必要以上の皮膚を剃り落としてしまい、 肌に『ヒリヒリした状態・出血・かゆみ』などの炎症を起こしてしまう事です。
※ウェットシェービングとは一般的なT字のひげ剃り等で肌を濡らしたり、ジェルを塗布して剃る事
カミソリ負けの原因は沢山ありますが、代表的なものとして...
・髭の剃り方と手順
・疲れや脱水症状等からくる肌状態
・カミソリの重さの問題
・肌質
が挙げられます。
対策を考え正しい髭剃りを行う事でカミソリ負けを防ぐことが出来るようになりますが、
元々の肌質によっては通常のカミソリ負けの原因以外の事も考えられるため皮膚科医でアドバイスを聞く事をオススメします。
カ ミソリの重さの問題とは適度な重さがあるカミソリを使用すれば、カミソリ自体の重さが刃全体にかかり余分な力を掛けずにヒゲを剃り落とすとすことが出来る ので、肌に与える圧力が必要以上にかからないという事です。逆に軽いものだと、手によって刃に重さを伝える力が大きくなるので、必要以上に肌に圧力がかか りダメージを与えてしまいますので、軽いものを使う時はなるべく力を入れない事を意識してください。
それではカミソリ負けしにくい、ヒゲの剃り方をお話していきたいと思います。カミソリ負けを心配してウェットシェービングを避けていた方は一度お試しください。
カミソリ負けを防ぐには、ヒゲを剃る前にまずちゃんとした下準備をする事が大切です。
前回の時に乾いた状態のヒゲは銅線と同じ硬さとお話ししましたが、ヒゲは水分を含むと約40%膨張し、やわらかくなるので切断されやすくなります。
シェービングをする前にはたっぷりとヒゲに水分を与え、柔らかくして下さい。
さらに、肌ダメージを抑える方法としてシェービングブラシを使用するのもオススメです。
お店でヒゲを剃る時に顔の上で動かしているアレです。
実はアレ、ただ石鹸を泡立ててるだけじゃないんです。
・毛穴の奥の汚れを掻き出す
・ブラシの先端により髭の根元まで水分を与える
・ブラシの毛先が肌表面をマッサージし新陳代謝を高めみずみずしい肌になる
等の効果があるんです。
ブラシを使って顔の上で泡立てたら、最初はヒゲの先が向いている方向に沿って剃ります。
(理容用語で順剃りと言われている剃り方です)いきなりヒゲの向いている方向と逆に剃る(これは逆剃りと言います)と、カミソリにかかる抵抗が大きくなりすぎ、ヒゲと一緒に皮膚も持ち上げて剃る事になり肌への負担が大きくなります。
※ 切れ味の落ちた刃を使って剃った場合順剃りでも同じような状態になります。
皮膚に必要以上に負担をかけてを削ってしまうと肌はダメージを受けて敏感な状態になります
カミソリ負けのヒリヒリ感や赤み腫れは、こういった肌のダメージによって起こります。
肌へのダメージを抑えるために必ず最初はヒゲの向いている方向から剃ってください。
そして、もう一度泡を付けてから(逆剃り)をしてください。
(逆剃り)をする時は手で皮膚を顔の中央に引っ張ったりして、ヒゲを起こすようにして剃るとキレイに剃れます。ただ、肌が弱い方にはあまり(逆剃り)はオススメできません。
(順剃り)だとどうしても触った時のつるつる感は弱いですが(逆剃り)をしない事で、ほとんどの方がカミソリ負けしなくなるかと思います。
剃り終わったらお湯でしっかり濯ぎ、次に冷水で毛穴を引き締めます。
シェービング後は肌が火照っている状態なので、冷水で冷やすと赤みやかゆみが軽減されます。そしてしっかり化粧水で肌に水分を補い、乾燥が強い部分には乳液をつけます。
肌の状態やヒゲの硬さによって絶対ということはないかもしれませんが、オススメの方法なのでぜひお試し下さい。
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